PeeVee.TV

中部台湾・南投縣
台湾中部の南投県には、タイヤル族(泰雅族)・ブヌン族(布農族)・ツォウ族(鄒族)・サオ族(邵族)が暮らし、台湾全島のなかでも原住民が多い県でもある。

観光地としては、有名な台湾最高峰の玉山(あのニイタカヤマノボレの新高山)や日月潭が有名だ。

玉山について。
昭和16年12月、大本営より海軍空母機動部隊に対し「ニイタカヤマノボレ、ヒトフタマルハチ」の暗号電文が発信された。
「12月8日午前零時を期し戦闘行動を開始せよ」
ニイタカヤマ(新高山)は当時日本領であった台湾の山の名(現・玉山)で標高3,952m。
明治天皇によって「新しい日本最高峰」として“新高山”と命名される。
富士山の標高3,776mよりも高いことから、当時の教科書にも「日本一の山」と書かれていた。

1999年9月21日、M7.6の大地震が南投県集集鎮を震源として発生。
“921”と言えば台湾ではこの地震を指す。

集集駅は日本統治時代の1930年(昭和5年)に竣工した日本建築の建物。
1999年の大地震で倒壊したが、その後復旧された。
この駅前にはレンタサイクルの店が軒を並べ、若者たちがサイクリングに出かける中を、おじさんである私は酒屋をみつけて地酒(梅酒数種類)の試飲をさせてもらった。


県内は台湾茶の産地として有名。
特に竹山鎮は竹の産地として竹工芸で有名なところ。他には筍・メンマ、竹炭石鹸・シャンプーや竹酢、竹炭アイスクリームまで売っている。
信義郷は梅の産地でもあり、梅酒は日本のそれより味わい深い。

ユーザー:Mei
再生時間:00:04:21
投稿日時:08/05/20 18:43
カテゴリ:国内旅行 
タグ:  

[ 前ページへ戻る ]