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【こちら航空部】太陽光発電能力を持つ自動車運搬船
 太陽光パネルを搭載し、必要な電力の一部を太陽光発電でまかなう世界初の船舶「アウリガ・リーダー」(6万213トン)が完成し、神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所で19日公開された。実証実験のため、中東へ向けて同日出航した。一般の船舶に比べ、二酸化炭素(CO2)の排出量は、エンジンの起動にかかる分を除くと、1~2%抑えることができるという。

 日本郵船(東京都千代田区)と新日本石油(港区)が共同開発した自動車運搬船で全長約200メートル。甲板に328枚の太陽光パネルを設置し、同船で使う電力の最大6.9%に当たる40キロワットを発電できる。エンジンや照明用などに使う。

 約2年間、実験航海し、風圧や塩害への耐久性や太陽光発電による運航の確実性を検証する。【撮影・毎日新聞航空部】

ユーザー:mainichi
再生時間:00:00:53
投稿日時:08/12/19 13:03
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