松山市に鯛めし専門店
１９２９（昭和４）年に建てられ、国の文化審議会が昨年12月、登録有形文化財に指定するよう文部科学相に答申した「森家住宅主屋」（松山市三津１）。１階は、地元で水揚げされる天然物を使った鯛（たい）めし専門店「鯛や」（予約制）で、日露戦争や関東大震災発生当時の毎日新聞の号外など、森家が代々保管してきた品を並べ、レトロな雰囲気で若い女性や観光客らの人気を呼んでいる。２階は森家が所蔵する俳句関連の資料館。松山出身の俳人、正岡子規が俳句の手ほどきを受け、生涯の師と仰いだとされる大原其戎（きじゅう）の主宰した俳誌や、子規の写真など約１００点を、店の営業日に公開している。【毎日新聞松山支局・小泉健一】

ユーザー：mainichi
再生時間：00:05:13
投稿日時：10/02/05 15:38
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