PeeVee.TV

第56回青少年読書感想文全国コンクール
 第56回青少年読書感想文全国コンクール(社団法人全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催、内閣府・文部科学省後援、サントリーホールディングス株式会社協賛)の表彰式が4日、東京都千代田区の東京会館であった。上位入賞者ら約600人が参加し、受賞者に賞状などが贈られた。

 「ともだちのしるしだよ」(岩崎書店)の感想文で小学校中学年の部の内閣総理大臣賞を受賞した徳島県東みよし町立足代小4年、木村美咲さん(10)は受賞者を代表し「この本がきっかけで、世界のことが知りたくなった」とあいさつした。

 小学校低学年の部では、甲府市立相川小2年の帶金(おびかね)香帆さん(8)が内閣総理大臣賞を受賞した。「むねとんとん」(小峰書店)を読んだ帶金さんは、認知症気味の曽祖母との思い出をまじえて書いた感想文「大すきなひいおばあちゃんへ」を朗読。登壇した著者のさえぐさひろこさん(56)は「自分に引き寄せて書いていてすばらしい」とたたえた。

 式後に帶金さんはさえぐささんと対面し、母紀子さん(38)が「読んだ直後は涙をぼろぼろ流し、原稿用紙がぬれて書き直すほどだったよね」と明かすと、帶金さんははにかみながら「3回も読んだよ」と話した。【百武信幸 動画撮影・毎日映画社】

ユーザー:mainichi
再生時間:00:10:20
投稿日時:11/02/04 22:04
カテゴリ:
タグ: 動画  毎日  青少年  読書感想文  全国  コンクール 

[ 前ページへ戻る ]