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ハクチョウ3止:水田に冬の使者 印西に飛来 /千葉
冬の使者・ハクチョウが、印西市笠神の水田に飛来している。周囲で餌を探した後、日没前には水田に。頭上5~10メートルを夕日に照らされ優雅に舞う姿は迫力があり、アマチュアカメラマンらがシャッターを切っていた。

 例年のこの時期は約500羽いるが、まだ約340羽。多くはコハクチョウだ。「本埜白鳥を守る会」の出山輝夫会長(63)は「暖冬で雪が少ないため、新潟など北陸にとどまってまだ南下していない」という。東日本大震災で田植え、収穫とも遅かったため、稲刈り後に切り株から伸びる「二番穂」が少なく、餌不足の影響もある。

 出山さんは、見学に来た近くの印西市立本埜第二小の児童約20人に「灰色の幼鳥は生後4カ月で、生きるために餌を求めて3500~4000キロを飛んで来た」と説明した。4年の岩木拓未君(9)は「たくさんのハクチョウが来る環境をいつまでも守りたい」。

 ハクチョウは年明け後に増えて、春にはシベリアへ帰る。【早川健人】

ユーザー:mainichi
再生時間:00:00:28
投稿日時:11/12/21 3:26
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