茨城、栃木で竜巻か…つくばの男子中学生が死亡
　６日午後１時前、茨城県つくば市や栃木県真岡市などで竜巻とみられる突風が発生した。両県で計５５０棟以上が損壊し、つくば市の中学３年の男子生徒が死亡、４５人が負傷した。
　茨城県防災・危機管理課によると、午後０時５０分ごろ、つくば市などで突風が発生し、同市北条など４地区で家屋１２棟が全壊、１８棟が半壊するなど計１００棟以上が損壊した。自宅にいた同市北条、中学３年、鈴木佳介さん（１４）が死亡し、負傷者は３５人に上った。
　つくば市消防本部などによると、家屋の屋根が吹き飛び、集合住宅のガラス窓が割れるなどの被害が出た。つくば市は、市内２カ所の小学校に避難所を設置した。茨城県の橋本昌知事は、がれき除去などのため、自衛隊に災害派遣を要請した。
　このほか県によると、常陸大宮市で１４棟が損壊し１人がけが。筑西市で９１棟、常総市で４棟が損壊した。【動画撮影・提供は橋本慶さん】

【空撮写真で見る被害状況】竜巻か、住宅や建物が破壊された惨状

ユーザー：mainichi
再生時間：00:00:21
投稿日時：12/05/06 21:48
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