第６７期本因坊戦第１局前夜祭　歴代本因坊記念撮影
　第６７期本因坊決定戦七番勝負（毎日新聞社・日本棋院・関西棋院主催、大和証券グループ協賛）開幕を翌日に控えた１４日、第１局の舞台となる京都市内で前夜祭があり、存命の歴代本因坊１０人が集った。
　初代本因坊算砂（さんさ）が徳川家康からプロ棋士として俸禄（ほうろく）を受けて４００年の節目。将棋の名人戦同様に引き継がれてきた最も伝統ある棋戦は今回、本因坊道吾（どうわ）＝山下敬吾九段（３３）に井山裕太天元（２２）が挑戦する。
　前夜祭は道吾や今局の立会人・林海峯名誉天元、解説・趙治勲二十五世本因坊をはじめ、二十四世本因坊秀芳＝石田芳夫九段▽武宮正樹九段▽趙善津九段▽王銘琬九段▽張栩棋聖▽高尾紳路九段▽羽根直樹碁聖−−の歴代本因坊が勢ぞろい。これに先立ち、算砂の墓があり対局を行う市内の寂光寺へ墓参もした。
　第１局は１５日午前９時に始まる。【最上聡】

ユーザー：mainichi
再生時間：00:01:13
投稿日時：12/05/14 22:15
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