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中川戸神楽団「伊吹山」
大和の英雄、日本武尊(やまとたけるのみこと)。数々の戦に打ち勝ち、次々と国を平定してきましたが、走水(はしりみず)で最愛の妻、弟橘姫(おとたちばなひめ)が海神の生け贄となってしまいます。そんな尊のもとへ、「伊吹山の鬼神を征伐せよ」との帝の勅命が下ります。連戦の疲れと姫を失った悲しみで自制心を失った尊は、あろうことか神剣、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を置いたまま、伊吹山へと向かいます。手下どもはやすやす討ち取った尊でしたが、大鬼神、白猪主(しらいぬし)の毒牙にかかってしまいます。家臣音丸(おとまる)とともになんとか鬼神を征伐しますが、尊にはもはや都へ帰る力は残っていませんでした。
「大和は国のまほろば たたなづく青垣 山こもれる 大和し麗し」
志半ばで倒れた尊の魂は、白鳥となって都に舞い戻ったと伝えられています。

ユーザー:郷之崎神楽団
再生時間:00:35:35
投稿日時:08/07/16 21:33
カテゴリ:地域 
タグ: 神楽  広島  中川戸 

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